
住まいの環境を重視するか、インテリアのデザインを重視するか。畳を選ぶ基準は様々です
ご質問の中で特に多いのが、
「フローリングに布団を敷いて寝ることを想定していますが、畳の種類は何がオススメでしょうか?」
というお悩みです。
近年では、天然イ草以外にいろんな機能を持った畳表があります。
天然イ草の従来持つ機能の良さを重視するお客様、モダンなインテリアに合う畳を選ぶお客様など選択が広がっています。
布団を敷いて寝るということでは、置き畳であっても、和室の畳と同じです。
畳表の特徴とお客様が畳に期待し一致するものを選んでいただければと良い思います。
*畳表とは、畳の表面の部分の名称です。
天然イ草を使用した畳の特徴
天然イ草は、お部屋の調湿機能がありますし、イ草の香りもあり人気です。
ただ、布団を敷きっぱなしにしていたりするとカビが発生する可能性はあります。
毎日布団を畳んで通常のお掃除をしていただければ、カビの心配はありません。
山沿いや海辺に近い住居では、湿度が多いため、あまり使わない別荘ではカビが発生する恐れがあります。
セキスイ美草・清流(和紙表)を使用した畳の特徴
セキスイ美草や清流は、カビ・ダニの栄養素となるものがありません。
そういう意味では、お手入れが楽です。
日焼けによる変色もなく、カラーも豊富でお部屋の雰囲気に合わせることができます。
和心本舗の置き畳の特徴
和心本舗が製作する置き畳は、基本的に和室に敷いてある畳を同じ材料を使用しています。
畳表も芯材もプロ仕様です。
厚みは15mmと薄い置き畳ですが、厚み30mmや厚み50mmの畳と比べても足ざわりや座り心地の感触は同じです。
もちろんサイズオーダーで厚みを変更し30mmや60mmなどで製作することも可能です。
和室の畳を入れ替える場合、敷居の高さに合わせて製作する必要がありますので、厚みを変更し製作することが多いです。
フローリングの上で使用する置き畳は厚み15mmでも十分機能します。
どのタイプの畳でも裏面に不織布素材の滑り止めが付いています。
フローリングを傷つけることなく、しっかり滑り止めが効いて動くことはありません。
和心本舗ではいろいろな畳を扱っています。
高級置き畳、16色以上あるカラー畳、床暖房用や洗える畳の機能性畳もあります。